園だより4月号

いよいよ新年度がスタート致しました。新入園児の保護者様に於かれましては大丈夫なのかと不安でいらっしゃるかと存じます。私たちはいつも思いのほか順応性のあるお子さんたちに驚かされておりますので、どうかご安心ください。
私たち職員は可愛いお子さんたちとの「であい」に感謝して安全・安心をモットーに一丸となって安心して頂けるように、「一人ひとりを大切に」との思いで、心に寄り添って保育にあたって参ります。そして、お子さんが「保育園大好き・楽しい」と思えるような環境を準備してお待ちしております。時には元気に遊びまわって、転んで擦り傷などを作ってしまうかもしれませんし、また、自我の芽生えから「自分で」「自分の」と自己主張の時を迎え、お友だちと物の取り合いをして負けて泣いてしまうかもしれません。でも、そのような様々な経験がお子さんの身体と心を大きく成長させ、仲間意識が育ち、認め合い、助け合い、許し合いを覚えて優しい心が育まれていくものと信じております。在園児のお子さんたちは入園してくるお子さんを楽しみにしており、「かわいいよね…」「いっしょに遊びたい」「お世話したい」と心待ちにしております。

また、職員はキリスト教保育に根ざした「愛」と「感謝」の精神で、託されたお子さん一人ひとりの個性を尊重し、育ちの力を信じて保護者さまと共に新しい歩みをスタートさせていきます。

今年度の主題は「さあ、漕ぎ出そう　奏でよう」です。出会いを大切にし、やさしさに包まれて神さまの愛が感じられるボートに乗って共に漕ぎ出して、歓びのうたを奏でられるようにして参ります。これからも温かいご理解とご協力を賜りますようにお願い申し上げます。困りごとや心配なこと等がございましたら、何なりと気軽にお声がけ下さい。