明けましておめでとうございます!
寒さが続いていますが、子どもたちは朝夕、元気にお外で遊んでいて、その楽しそうな様子を見ると、心がホッコリと温かくなります。同時に、世界では、身の危険におびえつつ、息をひそめて暮らさざるを得ない戦火の子どもたちもいることを思い、彼らの体や心の傷の癒しと平和の到来を祈るばかりです。
先月9日(土)に行われた保育園でのクリスマス礼拝・祝会は、皆様のご協力の下で、無事に行うことができました。感謝の思いでいっぱいです。礼拝の中で、降誕劇を神さまにお献げするという意味を理解し、練習に励み、それぞれの役をしっかり演じ切ってくれた子どもたちに心からの拍手を送ります。限られた配役については、それぞれの「やってみたい」という気持ちを大切に、子どもたちなりに話し合って決めたそうです。大人でも難しいことを、子どもの頃から学んでいることに感銘を受けました。
さて、今月の聖句は、イエス・キリストが弟子たちに今生の別れを前に語った御言葉の一部です。もちろん、例え話なのですが、イエス様は弟子たちに、神さまの愛を示していた御自分が(天国に帰ってしまって)居なくなっても、神さまの愛を忘れずにその愛の内にとどまることを願い、このようにおっしゃったのです。また、弟子たち同士が、神さまの愛を模範として、互いに愛し合うことも願っておられました。
神さまの愛は、他者を傷つけることはありません。自分をいったん脇に置いて相手を尊重し、相手の個性を育もうとしてくださる優しさ、それが「神さまの愛」の特徴の一つです。
岩沼保育園では、神さまの愛を伝えつつ、子どもたちの賜物の成長を見守っていきたいと願っています。賜物とは神さまからいただいた個性で、子どもたちがそれぞれに「やってみたい」と思える気持ちがその表れです。その「やってみたい」思いを尊重しつつ、共に元気で過ごせるよう祈ります。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。