暑さが収まり、園庭での外遊びができるようになったなぁと思っていたのも束の間、11月後半に入ると、急に寒さが厳しくなってきました。実りの秋を満喫する暇もなく、冬が駆け足でやってきましたね。
岩沼保育園では11月8日からアドベントに入りました。11月16日にろうそく1本目を灯し始め、22日には2本目が灯されました。今後、12月4日に3本目が灯され、9日(土)に4本目を灯して、クリスマス礼拝・祝会となる予定です。クリスマス礼拝の中で行われる降誕劇と祝会に向けて、子ども達は一生懸命に練習しています。その真剣な様子と純真さにはいつも心を動かされます。保護者の皆様には、お子さま達を励まして導いていただけるようにご協力を仰ぐと同時に、お子さま達の成長を感じながら、希望を見つめて歩む時としていただけるのではないでしょうか。
さて、今月の聖句は、クリスマスに因んだものです。イエス・キリストがこの世に生まれたことを祝うのがクリスマスですが、その誕生が現実に起こるよりも約700年も前に、イザヤという人が救い主の誕生を預言しており、今月の聖句もその一つです。戦い、飢え等、大昔からの様々な苦悩の中にある人間に対して、神さまが新たな希望として与えてくださるの「救い主」であり、それは人間の男の子として此の世に生まれるとの約束であるとイザヤは預言しました。多くの人々はそれを信じて、困難な時を耐え忍んだのです。その長い忍耐の果てに「救い主としてイエス・キリストが本当に生まれた!神さまは人間に対して約束を守ってくださった!」とキリスト教は伝えています。その誕生は神さまが人間を愛しておられる証しと考えられ、クリスマスは世界中の多くの人々が喜びあう「世界一のお祭り」となりました。
保育園でのクリスマス行事はもちろん、それ以外のクリスマス関連行事を通じても、皆様のご家庭に「喜びあう」時が増し加えられますように神さまの恵みを祈ります。Merry Christmas ! (文責:平賀)