暑過ぎた夏が過ぎ去って、朝夕の冷えが体に響く時節になりました。秋もいよいよ深まって、岩沼保育園の自慢の桜の木が少しずつ紅葉し始めてきました。
10月は収穫感謝礼拝、芋煮会、遠足など、秋の自然や実りを神さまに感謝して楽しむ行事をたくさん行うことができました。お家の方々のご協力にも感謝いたします。また、保育園の日常でも、子ども達が園庭で朝も夕も遊べる気候になりました。元気な歓声を聞いていると、自然と嬉しくなります。そして、私たちはこのような平和の中に置かれていることを心から感謝したくなります。
今、世界では大きな戦争が、知らされているだけでも2ヶ所も起きています。その地の子ども達も犠牲になっているのに、世界中の大人達が誰も止められず、終わりが見えないことが本当に辛いです。戦争だけは決して深まることないように、そして、一日も早く終結するように祈り続けたいものです。
さて、今月の聖書の箇所は、この世を創ってくださった神さまと、その作品ともいえる自然や生き物を見て、その素晴らしさを讃える詩の一部です。神さまのご性格が表れた自然は、静かで控えめな美しさで満たされています。一方、人間が作る物は、自分達の都合だけを優先して、最終的には自然や生き物を破壊する性質を持っていることが多いように思います。最近、人間はSDGsを唱え始めましたが、神さまが創られた自然には最初からSDGsの精神が深く行き渡っています。
岩沼保育園の子ども達はそんな自然の中で遊ぶことが得意です。今月受けた研修の中の専門家の先生の受け売りですが、「子どもは遊んでいるだけで大丈夫!遊びは子どもの心身の発達、社会性の発達だけでなく、知的発達を促す。自然の中の遊びが深まると共に人間的成長も深まります。