今年の夏は猛暑と言われております。7月には予想外の豪雨による土石流の甚大な被害がありました。
被害に遭われた方々、その被災地で暑さと戦いながら救援活動をしている方々のご苦労を思うと、何もできない自分達の微力を申し訳なく思います。
8月と言えば「原爆記念日」があり平和について考え平和を祈ることの大事な時でもあります。
先月に開催された夏祭りのテーマは「海の仲間と楽しむ」でした。殊の外、暑い夏を乗り切るために子ども達は水を得た魚のように存分に水と戯れ、夏の遊びを楽しんでおります。そして、子ども達の手づくり感が満載の夏祭りは成功裡に終わることが出来ました。参加下さった保護者様のご協力に心より感謝申し上げます。
大人は木陰でゆったりとした時間の流れを感じ仕事の疲れを癒したいと思う8月ですが…どうぞ、ご自愛下さい。
今月の聖句は「わたしは雲の上にわたしの虹を置く」創世記9章13節です。これは、旧約聖書の中に記されてある、「ノアの箱舟」のお話です。天地万物を創られた神はそのすべてが「極めて良かった」と満足されていたのでしたが、しかし地上に人の悪が増し、常に悪いことばかりを心に思い計っているのをご覧になって、地上に人を造ったことを後悔し心を痛められ、洪水によって地を滅ぼすことを決意されます。そこで、「神と共に歩んでいたノアの家族と生き物(雌と雄)の一匹ずつを箱舟に乗せて難を逃れさせました。その一年後に、水の引いた地上で新しい世界が始まったというのが「ノアの箱舟」のお話です。そこで、神さまは、私たちに「みんな仲良く力を合わせて元気に暮らしなさい、わたしはもう二度と洪水で世界を滅ぼすことはしない。約束しよう」その契約のしるしが虹なのです。「虹」は私たち全ての人たちに夢や希望を与え、恵みを与えてくれる自然現象です。そのような神さまからの素敵なプレゼントに応えて虹色に輝く「愛をもって」お互いがお互いの為に祈り合うこと、私たちの小さい力が合わさり、大きな力となり実現に近づけるパワーになるのではないでしょうか。ひとり一人の祈りを聞いて下さる神さまに世界に平和が訪れることを共に祈りましょう。