育園生活をスタートさせて早1ヶ月、されど1ヶ月、入園したばかりの子どもたちは慣らし保育を終え保育者に抱っこやおんぶをされながら、あちらこちらに目をやり園内の空気を感じ取っている様子が見受けられます。やっと、今までの母との生活の違いに気づき泣き始めているお友達もいます。
でも、これは自然の成り行きであり、成長の証なのです。
連休明けには自分の気持ちをもっと出せるようになり遠慮のない激しい泣き声も聞かれ…それと共に乗り越えて自ら楽しさを発見し興味や関心に向かって動き出す可愛い姿も見られます。
進級児は大きいクラスになった喜びと自信に満ちた笑顔で、小さい子に「かわいい・かわいい」を連発し遊びを探している新入児に近づいては、顔を覗き込んで「遊ぼうと」と誘ったりする姿も素敵です。子どもたちは外が大好き。園庭の隅々でダンゴムシ探し、かけっこ、かくれんぼ、ままごと等お友だちと触れ合って会話をしながら、たくさんの春との出会いを楽しんでおります。
今月の聖句は聖書の中で、サムエルは誕生の時から神さまから選ばれていた少年でしたが、まだ、幼く、神さまの声なのか人の声なのか聞き分けることができませんでした。しかし、夜に静かに祈っていると「サムエル・サムエル」神さまの呼ぶ声が聞こえました。そこでサムエルは「主よ、お話しください.僕(しもべ)は聞いております。」と応えるのです。この応答は神さまご自身が保育者に向けられた神さま自身の言葉でもあるのです。従順に聴き従うことの大切さを示しているのです。
また、神さまは、私たちにいろいろな形で必要なことをお話しされているのです。
聞く耳を持ち、呼びかけに「僕(しもべ)は聞いております」と応える心の準備をし、委ねられている「神さまの愛と恵み」(あいとめぐみ)の精神でお子さんたちの心の声にしっかりと耳を傾けて寄り添いながら、お世話させていただきます。
そして、皆さまが安心してお仕事をして頂けるように共に保育園の歩みを進めて参りたいと思います。