ご入園、ご進級おめでとうございます。
家族の方から離れたり、クラスが変わってしまう事に不安を感じるお子さんもいらっしゃる事と思われます。
これまでとの違いに大丈夫?順応できるかしら?と心配される保護者の皆様もいらっしゃることかと存じます。
私たちは大切なお子さんたちをお預かりするのですから、一人ひとりのありのままの姿を受け入れて、十分に園生活を楽しめるように、そうして、保育園が大好き・楽しいと思えるような環境を準備して参ります。
時には元気に遊びまわって、転んで擦り傷を作るかもしれません。また、自我の芽生えから、「自分で」「自分の」と自己主張の時期を迎え、お友だちと物の取り合いをして負けて泣いてしまうかも知れません。でも、そのような葛藤の経験も、お子さんの身体と心を大きく成長させ、仲間意識が育ち、認め合い、助け合い、慰め合い、やさしさが育まれることと信じております。お子さんたちが「喜び楽しめる世界へ」と誘う責任と役目を自覚し、より良い保育のために職員一丸となり最善を尽くします。
もちろん、「怪我をさせないで欲しい」「お友だちと仲良く遊んで欲しい」との当然の保護者様の願いも心に留めて丁寧に見て参ります。お子さん同士の「育ちあい」を大切にしながら成長を紡いでいきたいと思います。
「おはよう」「こんにちは」「さようなら」の挨拶と明るい笑顔の毎日が素晴らしいものとなり「よろしくね。」の思いでお子さんを中心にみんなで繋がり合って楽しい保育園をつくってまいりましょう。
岩沼保育園の職員は大切な乳幼児期にお子さんたちの成長に関わる喜びと保育者としての使命感を持ってキリスト教保育に根ざした「愛」の精神で神さまの力をお借りして「ありのままで生きいきとを保障すること」「育ちを信じて待つこと」「子ども自身の育ちにエールをおくること」をモットーにお子さんを安心のベールで包んで保護者の皆様と共に歩みをすすめて参りたいと思います。今後も、皆さまの温かいご理解とご協力を賜ります様お願い申し上げます。
何かお困りのこと、心配なことがありましたら、いつでもお気軽にお声がけ下さい。
日本基督教団岩沼教会の牧師 平賀 真理子(ひらか まりこ)先生を副園長としてお迎えを致します。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。