新緑が眩しい、爽やかさを感じる季節を迎えました。
しかし、すっきりしない心は、平和への願いが届かない、ウクライナ戦争への思いかもしれません。
今月の聖句は「探しなさい。そうすれば、見つかる」です。
ここの箇所は聖書の中でも、黄金句と呼ばれて「求めなさい。そうすれば与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい、そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。あなたがたのだれかが、パンを欲しがる自分の子供に、石を与えるだろうか。魚を欲しがるのに、蛇を与えるだろうか。このように、あなた方は悪い者でありながらも、子供には良い物を与えることを知っている。まして、あなたがたの天の父は、求める者に良い物をくださるにちがいない。だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である。」聖書マタイによる福音書7章7節~
この箇所から読み解くと、神さまは私たちの求めに対して必要な時に必要な物を与えて下さる事は確かです。でも,可愛い子どもの為であっても快適さや便利さだけを与えることだけで良いのでしょうか?疑問に思えるのです。乳幼児期は人や物への興味関心が旺盛のときでもあります。
しかし、大人が教えなくても子どもたちは遊びや様々な体験を通し研ぎ澄まされた五感を用いて感じ取り学び取っていく力があるのです。心の発育と共に時には迷ったり、困ったり、痛みを感じたりすることもあるのです。そんな時「神さま助けて下さい」「どうしたら良いのでしょう?」と祈り求め、応えて下さる神さまを知る事こそが、「生きる力」の基礎にも繋がるのです。
その為には、私たちは子ども達が、「今、何を必要としているのか?何を探し求めているのか?」の心を読み取り安心感や喜び・満足感が会得できるように援助していきたいと思います。