園庭の桜が少しずつ、ふくらんで来て、開花が楽しみです。
2020年度3月よりコロナ感染症が流行し始め、2021年度も収まらず、まん延防止法が出て、緊急事態宣言となり、コロナに振り回された一年でした。
2021年こそはコロナの収束をしてとの思いも空しく…オミクロンに変化し、期待は泡のごとく消え、それに加え、ロシアとウクライナの戦争が勃発し、悲しい現実をTV等で目にし、心が痛む毎日がありました。それに追い打ちをかけるかの様な福島沖震源とする6強の地震、かなりの被害が各家庭を襲ったようです。
津波がなかったのが幸いでしたが…体験をしなくても良い様々な事でお子さんたちの心理に、どのような影響をもたらすのかが心配です。思いがけない出来事ばかりが起こっておりますが…当たり前の日常が送れることへの感謝を忘れてはならないと思います。
改めまして、ご入園、ご進級おめでとうございます。
2022年度が始まり、はじめの一歩の時を迎えました。
様々なことも重なり、初めて手元から離すことへの不安を感じたり、これまでとの違いに順応できるかと心配される保護者の皆様もいらっしゃる事かと存じます。
私たちは大切なお子さんたちをお預かりするのですから、一人ひとりのありのままの姿を受け入れて十分に園生活が楽しめるように、保育園・大好き・楽しい、と思ってもらえるような環境を準備してお迎えいたします。時には元気に遊びまわって、転んで擦り傷を作るかもしれません。また、自我の芽生えから、「自分で」「自分の」と自己主張の時期を迎え、お友だちと物の取り合いをして負けて泣いてしまうかも知れません。
でも、「そのような葛藤の経験も,お子さんにとっては大事です。仲間と育ち合い、認め合い、助け合い、慰め合って、やさしさが育まれることと信じております。「共に喜び、楽しめる世界へ」と誘う役目を保育者たちは使命感を持って、より良い保育ができるように職員一丸となり最善を尽くしてまいります。
もちろん、「怪我をさせないで欲しい」「お友だちと仲良く遊んで欲しい」との当然の保護者様の願いを心に留めて丁寧に見て参ります。
お子さん同士の「育ちあい」を大切にしながら、成長を紡いでいきたいと思います。
「おはよう」「こんにちは」「さようなら」の明るい挨拶と笑顔の毎日が素晴らしいものとなりますように、「お子さんを中心にみんなで繋がり合って楽しい保育園をつくってまいります。
岩沼保育園の職員はキリスト教保育に根ざして「愛」の精神で神さまに力をお借りして「安心・安全の保障」し「育ちを信じて待つこと」「頑張る力にエールをおくること」をモットーに保護者の皆様と一緒に歩みをすすめて参りたいと思います。
これからも、保護者の皆さまの温かいご支援を賜ります様にお願い申し上げます。
何かお困りのこと、心配なことがありましたら、いつでもお気軽にお声がけ下さい。