一年間の園生活の最後の月になりました。それぞれの年齢で、成長がまぶしく感じられる時期かと思われます。お子さんたちは、それぞれに、上のクラスに進級する事への期待や小学校に入学する事への期待も持ち、楽しみにしている様子が伺えます。
岩沼保育園は今年で創立70周年の記念すべき年を迎えました。今年の卒園児は第70回生です。
これまでの歩みの中で、岩沼保育園に携わって下さった、多くの先人の方々の思いに感謝し、母体である創立137年を迎える日本基督教団岩沼教会と共に引き続き、地域に貢献できる保育園を皆様と共に作り上げていきたいと思います。
残念ながら、コロナ感染症の真っただ中にあり、みんなが集えることが出来ませんので、記念の祝典は80周年・90周年…との節目の宿題としておき「神さまが備えて下さった今の時を」また「わたしは世の終わりまで、いつもあなたと共にいる。」という聖書のことばを信じて…。共にいて下さるイエス様に力と喜びを頂いて心豊かに 安心して過ごせる楽しい保育園であり続け、保護者の皆様や地域の方々とご一緒に歩んでいく所存です。
今月の主題である、「信じる」とは見えないものに目を注ぐことであり、私たち保育者は、お子さん方一人ひとりに目を向け「せんせい、○○ちゃんとたのしかった」と目を輝かせて報告する姿や「せんせい、きょう、かなしいことがあったの」と涙する、そんな喜びや悲しみを心の目で読み、心の耳を澄まして聞き取り、心に寄り添い、やさしく抱きしめて行きたいです。その為に、用いられている私たちはイエスさまによって護られ、
導かれ、必要なもの全て備えて下さっていることへの感謝をもって保育を進めていきます。
今年度も保護者のみなさまに支えられ、無事に終えようとしております。
進級をするお子さんたちも何かと不安を表すことがあるかもしれません。そのような時は、担任にお話をして頂きスムーズに移行できるように心配りをしていきたいと思います。
いよいよ卒園式も近づいてまいりました。残りの日々も子どもと共に大切に過ごしていきたいと思います。
これまで頂きました様々なご理解と、ご協力に対しまして心より感謝申し上げます。