園長
志子田 雪子

園長先生より

「わかちあって」

今年の冬は、ことのほか寒いと言われ、雪国ではかなりの積雪に大変なご苦労があった様です。
また、北海道では海水の低温化でイワシが大量死をして海岸に打ち上げられている奇怪な様子を報道番組で目にしました。1月15日(日本時間)にはトンガ諸島での海底噴火、日本でも広い範囲で津波注意報が出され心配し、同じく22日の午前1時には大分・宮崎での震度5強の地震が起きて又もやドキドキこの地球上で何が原因でこの様な現象が起こっているのかが気になるところです。
それに、今はオミクロンの流行に予断が許されない状況です。
先日、久々に研修会があり、「自然災害への備え」と題して講話を聞く機会がありました。
被災時にお子さんに掛かるストレスの回避方法等で…お子さん達にはお世話をしている人の緊張が伝わり恐怖感を抱くということで、周りにいる大人として、私たち保育者は大切な役割があり、慌てずに行動して、お子さんを安心させること、それには常日頃の愛着関係が大きく影響するそうで、ひとり一人に愛情を注ぎ、心を通わせることが大事だということなのです。
そこで思い出すのが、私の好きな言葉で北海道白老町の子育てアドバイザーの野口良行先生の名言である「抱っこ・なでなで甘えさせ・そして楽しい語りかけ」の言葉があります。
この言葉の実行によってお子さんたちには「自尊感情」が育まれるのです。
「自尊感情」とは自己肯定感で自分の良いところも悪いところも全て、あるがままの自分を認められ、災害の時も自分の命をどうやって護ろうか?という事も臨機応変に考えられ、全てに
おいて力強く健やかに生きるすべを会得できるという事なのかもしれません。
また自分が愛された経験により、愛を分かち合うことも出来るのです。
今、子ども達の心は「コロナのほころび現象」とも言える不安状態で乳幼児期の愛着関係の希薄さから「自己肯定感」が欠如し自暴自棄になり、自殺や他人を巻き添えにする犯行に至たり
悲しい結果を生み出しているのです。できることなら、このような子ども達は幼い頃に戻して、いっぱい甘えを体験してもらい、愛情で心を満たして更生して欲しいと思うのです。
保育園では保育者とお子さん同士が喜びも悲しみも分かち合って日々を過ごしております。
みんなで一緒にいることが楽しくて仕方ない様子で元気いっぱい遊んでいます。
でも、時には仲良しのお友だちと喧嘩をして悲しい思いをすることもあるでしょう、しかし、互いを思いやり「ごめんなさい」と素直に謝ることも自然にできています。
また、喧嘩しても「大丈夫」と互いを気づかったり…、時には病気のお友だちの為に祈ります。
色々な思いを分かち合える仲間が居ることが嬉しくて「神さまありがとう、いつまでもシャローム(平和が)が続きますように」と言いたい気持ちになるのです。
不穏な動きの世界の為にもシャローム(平和があるように)と祈りましょう。

What's new

園の様子

State of Nursery
こま回し、福笑い、羽根つき、凧揚げ等々
それぞれのクラスで年齢にあったアレンジをし、お正月遊びを楽しみました♪​

こま回し

こま回しに挑戦! 難しいけど何度も挑戦する姿が♪

凧揚げ

先生~見て見て!高く揚がったよ~♪

福笑い

お正月遊び楽しかったね♪

お店屋さんごっこをしました

何味にしますか?

今月の予定

Schedule for this month

2月

 1日(火)  
 2日(水)  
 3日(木) 豆まき
 4日(金)  
 5日(土)  
 6日(日)  
 7日(月)  
 8日(火)  
 9日(水)  
 10日(木) 体育指導
 11日(金) 建国記念日
 12日(土)  
 13日(日)  
 14日(月) 身体測定
 15日(火) 誕生会
身体測定
 16日(水) 身体測定
 17日(木)  
 18日(金) 卒園修了記念撮影
 19日(土)  
 20日(日)  
 21日(月)  
 22日(火) 防災避難訓練
 23日(水) 天皇誕生日
 24日(木) 思い出旅行(卒園児)
 25日(金)
 26日(土)  
 27日(日)  
 28日(月)