園長
志子田 雪子

園長先生より

「深める」

秋の深まりを感じられるこの頃となってまいりました。子ども達の関係も深まってくるこの時期園庭では鬼ごっこ、落ち葉を拾い集めてのおままごと、鉄棒・登り棒など身体を動かしてお友だちと楽しそうに遊んでおります。4月によちよち歩きだった子の足取りもしっかりして、自慢気に歩けるようになり、コロナ感染症も少し落ち着いてきたところで、今まで自粛していたお散歩も、徐々に歩く力を挽回して徒歩遠足を実行することに…しかし、そこで思いもよらぬ課題が見えてきたのです。
以上児さんの子ども達が目的地までの距離を歩くのがやっと、途中で座り込んでしまう…「疲れた」と立ち尽くす等、「大丈夫」と心配になったそうです。園に戻ってきた時にも「ただいま~」の声にも元気がなく私も心配をしました。でも、お家からの手作りお弁当に子ども達は大喜び「これ,ママが作ってくれた。」「これ、お父さんが作った卵焼き」「ぜんぶパパが作ったんだよ」と ニコニコと笑顔でのコメントに、職員もお父さん、お母さんの頑張りに感激しておりました。
子ども達は笑顔で頬張って食べて、すっかり元気を取り戻しました。素晴らしいお弁当パワーです。
やはり、今回の徒歩遠足で感じたことは、園庭で走ったり、体育指導で身体を動かしていても、歩くという動作は違うという事、歩くという事はとても貴重な体験なのだという事を再認識したのでした。
神さまは私たち一人ひとりに身体の機能・考える力・感じる心も平等に備えて下さっていますが、やはり日頃から与えられた機能を鍛えて健康を保っておくことが必要なのではと考えさせられた出来事でした。でも人間は心弱く神さまの恵みを忘れて誘惑に負け、楽をすることばかりに心を奪われます。与えられたものをより深めることが大事なのではと考えます。今月の聖書は「わたしの恵みはあなたに十分である」と、その後に「力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。 だから、「キリストの力が私たちの内に宿るように、むしろ大いに 喜んで自分の弱さをほこりましょう。」と続きがあります。なぜなら弱さがあるからこそ 欠点があるからこそ 人の悲しみや痛みが わかり謙虚に反省することが出来て 他人の痛みに寄り添える優しさも備わるのかもしれません。

What's new

秋の実りに感謝して

State of Nursery

今月の予定

Schedule for this month

11月

 1日(月)  
 2日(火) おたのしみかい(すみれ組)
 3日(水) 文化の日
 4日(木) 個人面談(すみれ組~12日まで)
 5日(金)  
 6日(土)  
 7日(日)  
 8日(月)  
 9日(火)  
 10日(水)  
 11日(木) 成長感謝礼拝
 12日(金)  
 13日(土)  
 14日(日)  
 15日(月) 身体測定(~17日)
 16日(火) 避難訓練
 17日(水) クリスマスアドヴェント
 18日(木) 誕生会
 19日(金)  
 20日(土)  
 21日(日)  
 22日(月)  
 23日(火) 勤労感謝の日
 24日(水)  
 25日(木) 体育指導
 26日(金) キャンドルサービス練習①
 27日(土)  
 28日(日)  
 29日(月)  
 30日(火) キャンドルサービス練習②